自己紹介
島根県津和野町で緑茶、カワラケツメイ(まめ茶)を自農園にて栽培し、製造、加工、袋詰めまでの全てを自社にて行っております。
昨年から趣味のスキーを復活させ楽しんでいます。日々のリラックスタイムは娘から習うピラティスと映画鑑賞です。
生産物(商品)の紹介をお願いします
『カワラケツメイ(まめ茶)』は、香りが高く甘みが有る優しい味が特徴で、ノンカフェイン飲料として妊婦さんやお子様からお年寄りまで安心してお飲み頂ける当園№1の人気商品です。完全無農薬栽培です。『緑茶(煎茶)』は、島根県緑茶品評会7年連続第一位、中国四国農政局長賞受賞、島根県優秀専門技能者認定を受けました。農薬散布は年一回以上は行わず、極力自然栽培を心がけています。『つわ乃和紅茶』は、五月に摘み取られた上質な煎茶用の茶葉を使用して製造しますので、甘みがあるまろやかな優しい味の高級和紅茶です。
今の仕事を選んだ理由や経緯を教えてください
秀翠園は、私で三代目ですので、家業を継承する形となりました。
コロナ禍で苦労したことは何ですか?
緊急事態宣言の折には、取引先の皆様が店舗の休業や時短営業となり出荷が激減しました。さらに観光の町津和野では、観光客もほとんど訪れる事が無くなり観光店、宿泊施設、飲食店、道の駅などなど、卸先の売り上げも激減しており、今現在も元通りとは程遠い現状です。
この仕事をしていて嬉しかった出来事、やり甲斐は何ですか?
緑茶品評会で第一位を受賞した事とお茶会やお茶の美味しい飲み方などの
ワークショップで直接お客様から美味しいとの感想を頂けた時などは嬉しく思います。また、まめ茶(カワラケツメイ)を栽培している津和野町は、武家屋敷等の歴史的建築物が数多く残る美しい街。山間には清流日本一にも輝いた高津川が流れ、日本有数の自然環境を有する地域です。その証として、ここで栽培するまめ茶畑には絶滅危惧種であるツマグロキチョウという、カワラケツメイの穂先だけしか食べない小さな蝶がいまだに生息しています。黄色い小さな羽をヒラヒラとさせながらまめ茶畑を舞うその姿は、別名「天使」とも呼ばれ、東京から研究者が訪ねてくるほどです。夏場の除草作業など苦労も多くありますが、農薬は極力使用せず、できるだけ自然に、安全なものづくりに励んでこの環境を守り続けたいと思います。