冨士美園株式会社

冨士美園株式会社/飯島剛志さん

自己紹介

S50/10/31生まれ。幼児期~高校までは野球中心に過ごしました。妻と3人の息子の5人家族です。趣味は仕事です。
生産物(商品)の紹介をお願いします

「北限の茶処」と言われる村上茶。商業的に栽培している日本海側の北限となります。1620年から栽培がはじまり、明治期には海外へ輸出も行っておりました。本来、温暖な気候を好む茶樹なので、雪の積もる新潟での茶栽培は苦労が多く、収穫量も主要産地に比べ少なくなります。ですが、冬季間の低温と積雪により、越冬する病害虫が少なくなり低農薬での栽培が可能となります。また、12月~2月は曇空が多く、尚且つ、積雪により直射日光が遮られ完全に休眠状態となり、茶樹が凍結しないよう樹液の糖度を高め、雪解けとともに光合成が復活すると旨味の成分のアミノ酸類となり、葉に蓄えられます。結果、薫り高く渋味の中にまろやかさがある力強い味わいとなります。
 「雪国紅茶」は明治期の輸出用に造られていた村上産紅茶を、2004年に約100年振りに復活。緑茶用品種で造る雪国紅茶は、村上の気候と相まって、花と柑橘を合わせたような香りと、砂糖を入れなくても自然な甘さが特徴となっております。夏摘み秋摘みの茶葉を紅茶用に加工します。
昨年は、第32回全国手もみ茶品評会にて1等1席農林水産大臣賞と、日本茶AWARD2024飲料部門で雪国紅茶ペットボトルが銀賞を頂き、日本茶AWARD2023飲料部門では雪国緑茶(村上茶)ペットボトルが奨励賞を頂きました。

今の仕事を選んだ理由や経緯を教えてください

弊社の創業は明治元年、私で六代目ですが、私自身は19歳まで一般のサラリーマン家庭で育ちました。ですので、はじめは畑やお茶の事も全くわからない状態でした。私から見て伯父が継いでいた冨士美園を辞めることとなり、急遽、父が脱サラし継承することに。父だけで営業するのであれば、お茶屋として小売店のみでやる。栽培や製造もやるのであれば、お前も手伝わないか?と言われたことがきっかけで、私も茶業の道へ入りました。(それまでは違う道に行くため浪人中でした)

ご自身の産品の一番好きな楽しみ方はなんですか?

毎朝、家族に適当(適度)に淹れる1杯のお茶。

この仕事をしていて嬉しかった出来事、大切にしていることは何ですか?

お客様より、お茶を飲んで「美味しかった」と言っていただけること。さらには「感動した!」と言っていただいたことが、嬉しかったことであり、やり甲斐です。
大切にしていることは、経営理念でもある「村上茶を通じ、お客様に癒しを、地域に潤いを」です。
お客様にお茶を飲んでいただくことによるリラックス効果や活力を提供し、村上茶を維持拡大することで地域経済の循環に貢献し、耕作放棄地の有効利用で景観を維持し、持続可能な農業が出来るようにしています。

取材協力生産者のご紹介

事業者
冨士美園株式会社
活動場所
新潟県村上市
生産品
雪国緑茶(村上茶)、雪国紅茶など
Instagram
https://www.instagram.com/fujimien_kaneei/